旗本軍奉行、馬廻衆

主将を何が何でも守る親衛隊

戦い
軍奉行とは軍を総括する役目をはたしているが、時代が進むにつれ、戦争自体が大人数化、長期化していった為、奉行が細分化されていき、集団が規律や命令系統を厳格化するため、それぞれの役割がはっきりしていた。

そのなかで軍の本陣周りに常にはべり主将を守る義務を果たす、旗本軍奉行がある。いわゆる親衛隊の指揮官であります。この隊は主将を守ることを主とするが、遊撃隊として、どこにでも駆けつけることができる隊も混ざっていた。戦闘中にどこかの部隊が窮地に陥った場合そこに駆け付けたり、あるいは囮部隊になったり等、小回りの利く機動力の高い部隊です。

中世末期になってくると、馬廻衆とよばれるようになるが、それぞれ大名家によって呼び名が違っていたりして、近習衆とか近習と呼んでいる家もある。現代もそうですが、会社によって役職の名前は違いますが、組織の中で担っている役割はだいたい同じですよね。そんな感じで、親衛隊は家により呼び名がまちまちでしたが、戦国時代では、馬廻衆が一般的でた。

家康の軍ではこの親衛隊を旗本と呼んでいました。そのなかでも攻撃的といいますか、突撃部隊として旗本先手役という部隊がありました。この部隊には、人気の高いあの本多忠勝も所属していました。

このように、それぞれの家により呼び名が違っていたり、職務範囲も若干違いがありますが、旗本軍奉行、馬廻衆は命に代えて、本陣を守り、主将を守ることを義務付けられています。
軍の編成、組織、役職