首級2

首化粧

軍の編成 組織 役職

討ち取られた首は、首実検が行われる日時まで保存される。だがその首は血と泥で汚れている。この汚れた首をきれいに洗ったり髪を整え首化粧をする。その役は女性がこなしていた。

首化粧

この様子はおあむ物語軍用記に記されている。恐ろしい光景ではあるが、主将に首を見せる為見栄えを良くしておく必要もあるし、死者への作法でもあった。

死後も首は身分により、その扱いに差があった。手柄にならない首は戦場にそのまま捨てられ戦後その土地の住民により、大きな穴を掘りそこに埋められた。

首札

首の洗浄が終わるとその首は首実検の日まで保存されるが、首には首札が付けられた。この札には個人を特定する名前等説明が書かれている。

木曽義仲という将がいたが彼は討ち取られ、その首札には「賊首源義仲」と書かれていたそうだ。首札は髪を後ろで縛りそこにくくり付けるのだが、入道首の場合は右耳のに穴を開けて首札がつけられた。

雑兵物語に記されている、女首というものもある。これは戦場で首を獲る暇がなく、代わりに鼻を削ぎそれを持っておく。

戦いがひと段落したら戦場に戻り持っている鼻と合う死体を捜し、首を持ち帰るのだ。雑兵物語に鼻は鉄砲袋の底に入れておくため、鼻が潰れ首にうまく合致しない様子が記されている。

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