農民、商売するのも命懸け。

飢饉に悩まされる人々

月 桜

戦時中、軍は常にドンパチやっているわけではなく、作戦上滞陣したり、あるいは両軍攻めあぐねて、膠着状態になったりします。

漁民や商人達は戦時中格好の略奪の標的になるので、身を隠していますが、軍が滞陣している時は、陣に近寄っていきます。

これは、陣中で商売をするためで、兵隊達は戦時中に配給される米類の粗末なものしか支給されないため、魚や肉、酒等を売りにくるのです。また、武器、防具類の商人達なんかもやってきます、損傷した物を買い換えたり、弓の弦や矢など補給したりするのです。

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落ち武者狩り

敗軍の将の末路

月 桜

戦で大敗すると、軍は指揮系統が壊れ、各々がバラバラに逃げ始めます。よくクモの子が散るようにと言いますが、まさにこのことで、敗軍側の者は、たとえ戦場を脱出することができても、故郷に帰りつくまでは、地獄です。

明智光秀_02

土民が襲い掛かってきます。平時物語では、この落ち武者狩りの様子が描かれていて農民だけではなく、僧兵すらもこれに加わっていた様子が描かれています。

武装している兵隊はまさに金づるなのです。

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農民の避難と仕返し

農民のせめてもの抵抗

桜 月

国内が戦場になり、敵が雪崩れ込んでくると、農民は砦や山に避難を始めます。雪崩れ込んで来る兵隊達は、住処を荒らし焼き払ったりします。

農民の避難と仕返し

農民は持てる限りの物を持って逃げるのですが、限界があります。

特に家財道具なんかは、そうそう簡単に持ち運べないので、地面の中に埋めたりして、逃げるのです。

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植えても、植えても・・・・・

壊されても、また造るたくましい農民。

月 桜

農民達が一生懸命育て大事にしているのが、言うまでもなく、農地なわけですが、まず敵国にターゲットにされるのが、この農地や人々の財産です。

農民植えても、うえても

略奪して、馬の餌、兵糧の足しにしたりします。略奪こそが武士ではない下級兵達のモチベーションであったからだ。国内が戦場になると、農村は見るも無残な状態に成り果てます。

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農民の賢い非難法。山上り

農民は近場に城がなければ、自分達で施設を作る。

月 桜

“戦が起こると大迷惑な農民”でも触れましたが、村や集落に軍が迫ってくると、農民達は、近場の領主や国人衆達の城に非難をしましす。これを“城上り”といいます。現在でも、震災が起きた場合、役所や学校等に避難するのと似ています。

しかし必ずしも、そういったケースに該当せず、近場に城が無い場合、農民は山や高台に逃げ込みます。

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