戦場跡に群がる庶民

庶民、農民達の唯一の損失補填

桜 月
運悪く自分達の地域が戦場となってしまった場合、その付近の民衆達は、財産を埋めたりして、城や、山に逃げ込みます。山や山林に逃げ込んだ者達は、戦が行われている様子を眺めています。またわざわざ、付近の者でない者たちもかなり集まってきます。

これは、ただの野次馬ではなく戦が終わるタイミングを見計らっているのです。

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御膳奉行

乱世のコックさん

軍の組織 編成 役職

御膳奉行という役職がありますが、この御膳奉行というのは江戸幕府での役職で将軍や大名クラス専用のコックさんです。毒見や試食等もする係りでした。徳川家康が伊達政宗に進められて始めたらしい。正宗は食通で有名ですよね。

これは、時代が平時へと向かっていく中で出来た役職だが、そのルーツは以外と古く室町時代からある。一般の武士クラスでは、食事の用意をする者を雇い主に夫丸や小者達である。これが身分の高い武士になると、自分専用の食事全般の世話をする者を置いておく。さらに主将クラスになれば人数が増え、食事用具や食器を常に揃えておく者や、調理人を管理する者がいた、これを台所頭と呼んでいた。彼らは、平時のときはもちろん、戦の際には一緒に従軍します。

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旗奉行

軍の象徴、旗

軍の編成 組織 役職

軍において旗とは、敵、味方を区別するために使われていたものだが、その意味合いも次第に変わっていく。軍の威勢の象徴だあったり、周りに埋没しないように己の軍ここにあり、といった自己顕示の表現でもあった。

旗はとても神聖視されていて、古くはシンプルなデザインであったが、やがて旗自体に己が信仰する神の思想を用いたり、自分の信念を文字やマークで用いていた。このように旗自体に加護を期待しているのだ。旗に文字自体を用いたのは室町時代からで、結構遅いのだ。紋章等を使いだしたのは、鎌倉時代に入ってから使われだしたらしい。旗は軍の象徴、標であるので、挙兵を旗をあげる、進軍は旗を進める、不利な状況を旗色が悪い、敗退を旗を巻く、旗を引く等と表現していた。

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