首供養

死者を供養する首供養

軍の編成 組織 役職

織田信長が長篠合戦で勝利したとき、武田信玄に勝ったと宣伝していた。当時の武田家当主は武田勝頼である。

信長にとって武田を滅ぼした事は東の最大の脅威を排除したことになり、さらにあの武田家に勝った事実は他勢力に対しての畏怖には最適な宣伝であった。

そのため誇張して宣伝していたのだ。信長は武田方の兵の首を集め、塚を築き大々的に供養した。この塚を信玄墳とした。

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首級2

首化粧

軍の編成 組織 役職

討ち取られた首は、首実検が行われる日時まで保存される。だがその首は血と泥で汚れている。この汚れた首をきれいに洗ったり髪を整え首化粧をする。その役は女性がこなしていた。

首化粧

この様子はおあむ物語軍用記に記されている。恐ろしい光景ではあるが、主将に首を見せる為見栄えを良くしておく必要もあるし、死者への作法でもあった。

死後も首は身分により、その扱いに差があった。手柄にならない首は戦場にそのまま捨てられ戦後その土地の住民により、大きな穴を掘りそこに埋められた。

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首級

戦績の証明首級

軍の編成 組織 役職

戦後にて首実検(詳しくはこちらのため、多くの兵が自分の戦績を誇り首を持ち帰るが、誰の首でもいいというわけではない。名も無き雑兵の首では主将との謁見も許されない。

評価の対象となる首級(くび・しるし)とは、戦場にて一番槍で獲った首(これは、三番首ぐらいまでは評価されたらしい。この一番首~三番首までくらいなら、雑兵でもそこそこの恩賞にいありつけた。)戦場でいち早く敵軍に躍り出るのは大変な名誉とされていたからだ。

その他は、身分の高い武将、兜を被るほどの士であったり、武者、上級武者、奉行クラスの将等、上級身分の士、あるいは知名度が高い人物の首などであった。雑兵の首は評価の対象とはならなかった。

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首実検

首実検

軍の編成 組織 役職

戦後、武士達の働きを論功行賞により評価をするが、その判断基準の一つとして首実検が行われていた。

首実検とは、敵将、ある程度知名度がある将や、由緒ある身分の高い者、討ち取らなければならなかった人物を確認する為のものでもある。

将によっては、憎い敵将を大勢の前で侮蔑する為に行っていたり、または死んだ敵将に対して礼儀や賞賛を示すものでもあり、いろいろな意味合いで、いわば儀式としてのニュアンスで行われていた。

首実検

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小荷駄奉行

縁の下の力持ち、小荷駄奉行

軍の編成 組織 役職

戦争を行う際、それに必要となる様々な軍事物資、食糧を運ぶ隊がある。

食糧を管理するのは兵糧奉行だが、物資、武器、食糧、設営道具、戦時に必要なあらゆる物を管理輸送するのが、小荷駄奉行だ。

設営用に使う物資がすべて揃っている隊を大荷駄隊とするする説もあるらしいが、戦国時代では荷駄隊、小荷駄隊と呼称するのが、一般的だったようである。

荷駄隊は軍の規模に比例して大きくなるが、戦闘部隊ではないため、必要最低限の警備兵しか配備されず、部隊の殆どの人員は夫丸(夫丸について詳しくはこちらで)であり非戦闘員で構成されていた。

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農民とは奴隷なのか?2

農民とは奴隷のごとき扱いだったのか?2

桜 月

前回までの(農民とは奴隷なのか?)では、日本で土地の私有化が認められ、荘園が始まるまでを追って行きました。なるべく歴史の教科書見みたいにならないよう書きます。

やがて荘園制も崩壊していき、こうして領主や武士が起こっていきます。こいうった流れの行き着く先は、争いです。起因はやはり土地に行き着きます。人々は土地を巡り争うようにります。

他が所有している土地を奪い自らの財産を増やそうとする、何の不思議もない人の世の自然な流れ、人間の性です。こうした世で農民達は上級層から奴隷のように扱われていたのかというと、そうではありません。

身分制度の下層にいる農民は確かに、人の世で起こる事のとばっちりを一番に被り決して、豊かな生活ができるわけではありませんが、奴隷のような生活を強いられていたわけではありません。

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農民とは奴隷なのか?

農民とは奴隷のごとき扱いだったのか?

桜 月

農民は果たして、奴隷のごとき存在なのだろうか?農民のイメージとして、お上に苛められ土下座してなにかを懇願してるようなイメージがりませんか?たしかにヒエラルキーでは下層に位置し、摂取される立場ではあるのだが。はたしてこのイメージは正しいのでしょうか?

農民とは、田畑を耕し収穫物を生産し、その一部を税金としてお上に納め生活をしていました。国家もこの土地からの収益に依存しているのです。国家の基盤はすべて、この土地に起因するのです。

その土地を潤わせるのが農民です。ここからわかるように、お上がどんなに、独裁的、神格化、畏怖の対象として、プロパガンダしようとも、彼ら農民を無視した行いは困難なのである。 少し古い時代は遡り、土地と人との関係を見ていきましょう。
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